【旅を振り返る】大回り②~山形線、奥羽山脈峠越えの旅~
こんにちは。今日は大回り②。前回は、山形線で田んぼの中を突っ切るって感じでしたが、今日は山形線の県境越え区間、米沢→福島の旅。ここは、その急な勾配のために、スイッチバックと呼ばれる手法が用いられた区間。その跡が今なお、至る所で確認されるため、鉄道ファンの中では結構有名な区間です。そんな県境越え山形線のテーマは、ずばり 山たくましい山の間を縫って走るような感じです。線路がうねうねしてて、車窓がほんとに楽しいです。
それでは旅を始めましょう。
前回同様、まずは車両の紹介です。今回お世話になるのは、前回と同じ形式、719系です。今回もよろしくお願いします。
さて、米沢を出ると、列車はまもなくして、関根に到着。ここからいよいよ山岳路線の風貌が出てきます。
まもなくして、山に入りました。谷川がきれいです。この路線は、中々クローズアップされることは少ないですが、紅葉やら渓谷やらで中々見どころのある路線です。
山がたくましいです。さすが山岳路線って感じですね。
列車は大沢という駅に到着。ここは、冬に雪が多く降ることから、線路の凍結だったかを防ぐために、駅がスノーシェルターで覆われています。ホーム全体がすっぽり建物に覆われているということです。
※光の関係で、駅に入る前を撮影しましたが、実際の駅のホームはシェルターに覆われています。
大沢を過ぎると列車は峠に到着。なんともシンプルな駅名。大沢同様、こちらもスノーシェルターの駅です。ちなみにこの駅なんですけど、峠の力餅という名物があって、ホームで立ち売りされているということで、今や滅多に見られない立ち売りが見られる!ということで、ファンの間で有名です。
全部のドアが開閉するということで、2枚ほどパチリ。内部はこんな感じです。なんか独特じゃないですか?私はこの感じ、嫌いじゃないです。
そこからほどなくして、板谷へ。すごい山奥って感じのとこですが、この近辺にも住宅があります。自分が乗った日も、降りるお客さん(多分地元の方)がいて、失礼ながらちゃんと生活手段として必要としている人もいるんだなとしみじみ感じたところであります。
板谷を過ぎると、でっかい山。ここは、ほんと 山 って感じの路線ですね。
またしばらくして、列車は鉄橋を通過です。自分的には、ここも一押しポイントです。つばさで東京に行くときには毎回、ここを楽しみにしております。ただ、ほんの数秒しか見られないんですけどね笑
そこを超えると、もう福島市って感じです。辺りが開けてきます。列車は大カーブを突っ切っていきます。またもやおすすめポイント?って感じですが、自分的には、ここもお気に入りポイント。福島市街地の景色がきれいです。あと、新幹線の後ろの方に乗ったときとか、前の車両が見えて楽しいですよ。
列車はまもなくして福島市街地へ。まもなく終点福島です。
福島到着です。お疲れさまでした。今回はここまでにしておきたいと思います。
いかがでしたでしょうか。山、山、山。とにかく 山 。かつての遺産とたくましい山の路線。峠越えする列車が実に勇ましく感じられる路線でした。
さて次回は、東北本線、福島→仙台です。あれは、混沌って感じの区間ですね。いろいろ楽しい路線です。ぜひ見に来てください。
今回はありがとうございました。
<おまけ>
とれいゆさん。福島で見かけました。これは帰る人向けですかね?とれいゆさんの旅行が思い出に残りそうでいいですね。
ちなみに、とれいゆさんの情報から、こちらからどうぞ。